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脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、神経の背中側にある靭帯が厚くなったり、骨と骨の間にある椎間板が突出してヘルニアとなったり、骨そのものが変形突出したりすることで脊柱管が狭くなった状態のことを言います。


脊柱管が狭窄すると中を走る神経が圧迫されます。
圧迫されることによって腰から足にかけて痛みやしびれがでます。


ヘルニアと違うのは動かすことが困難や力が入りにくいこということはあまりありません。

西洋医学的(解剖学)治療のメリット

西洋医学的治療方法として
骨と骨の間隔を広げる治療です。
例えば腰骨4番目5番目の間にボルトを入れます。
そうすることで骨と骨の狭窄が広がり痛みや痺れが減ります。
全員が全員改善するわけではありませんが、術後に良くなるケースが多いです。


どんな方に手術がオススメなのかというと
⚫︎痛みやしびれがひどい方
⚫︎間欠性破行(歩いていると力が入らなくなり歩けなくなる症状)がひどい方
にはおすすめです。

西洋医学的(解剖学)治療のデメリット

手術をすることで急性の症状は改善します。


しかし脊柱管狭窄症の原因である
⚫︎老化による筋力低下
⚫︎筋力低下による姿勢不良、歩行不良
⚫︎姿勢不良、歩行不良による筋緊張、骨のゆがみ
が改善したわけではありません。


すぐ辛い症状が改善することはとても嬉しいことですが、今まで見てきた患者様の話を聞いていると数年後に他のところに痛みやしびれが出てきてしまうケースがあるそうです。


なぜかというと
例えば腰骨4番目と5番目が狭窄をし、ボルトを入れます。
ボルトを入れた部分は安定し、症状は改善します。
しかし、原因である姿勢や筋緊張が変わったわけではないので腰にかかる負担は変わりません。


なので数年後に腰骨3番目と4番目が狭窄してきます。
以前の症状とは違う部位に痛みやしびれが生じるケースがあります。
ですので痛みやしびれがひどい方は手術をおすすめしますがその前でもその後でも我々治療家の施術をセカンドオピニオンでもいいので受けてみてください。

フィル鍼灸整骨院の施術①【マッサージ】

【マッサージ】
脊柱管狭窄症の原因は
⚫︎老化に伴う筋力低下
⚫︎筋力低下に伴う姿勢不良、歩行不良
⚫︎姿勢不良、歩行不良に伴う筋緊張、ほねのゆがみ
です。


簡単に言うと
姿勢が悪くて、筋肉に負担がかかって、ゆがんで神経を圧迫して痛みやしびれがでるということです。


ではまず負担がかかっている
⚫︎足の裏の筋肉
⚫︎足の指まわりの筋肉、関節
⚫︎足首まわり
⚫︎ふくらはぎ
⚫︎膝裏の筋肉
⚫︎太もも
⚫︎お尻
⚫︎腰、背中
の筋肉をほぐすことがとても大切になります。
筋肉をほぐすことによって骨と骨との狭さが改善されていきます。


状態によってうつ伏せや横向きで施術させていただきます。

フィル鍼灸整骨院の施術②【鍼灸】

実際に狭窄をし、痛みやしびれをだしているのは骨と骨の際の部分です。


そこにアプローチをできるのは鍼治療です。


奥の部分の筋肉をほぐすことで
脊柱管狭窄症の原因部位に直接アプローチすることが可能です。


もちろん鍼治療が苦手な方もいます。
苦手な方にはまず一番細い鍼で施術させていただき、それでも難しいのであればマッサージ、指圧でゆっくりしっかり施術させていただきます。


一般的な鍼治療のイメージよりは痛みなく施術する自信はあります。

フィル鍼灸整骨院の施術③【インソール療法、靴選び】

最後に
【インソール療法、靴選び】
です。

先ほどからお話をさせていただいたいるように
⚫︎姿勢不良
⚫︎歩行不良
が原因となっています。
 

局所的にアプローチするのであれば
マッサージ、指圧、鍼灸がおすすめです。


しかし
歩き方が悪いといくら治療をしたからといって日常生活の中でまた負担がかかってしまいます。


そうならないように
⚫︎インソール療法
⚫︎正しい靴選び
があります。


一番最初に大切なのは自分の足の状態を知ることです。
⚫︎足の長さ
⚫︎足の幅
⚫︎足の厚み
⚫︎重心のバランス
⚫︎歩き方


この5点を分析することで
なにが悪くて、どうすればいいかが分かります!


自分の足の方が分かったら次は
靴選びです!

⚫︎PUMA
⚫︎NIKE
⚫︎adidas
⚫︎Reebok
⚫︎converse
⚫︎クロックス

オシャレな靴は多いです!

足のことを考えた靴は

⚫︎asics
⚫︎ニューバランス
⚫︎MIZUNO

です。

細かくいうと人それぞれ違うので
気になる方はご相談ください。

薬ってどうなの?

脊柱管狭窄症に処方される薬は大きく分けて2つあります!
⚫︎血流改善系
⚫︎神経伝達系
です。


まず
⚫︎血流改善系
の話をさせていただきます。


薬は口から飲んで胃腸で消化・吸収されて効果がでるのが一般的です。
しかし薬を飲んだからといって狭窄部位に直接効くとはかぎりません。
悪いとは言いませんが効くとは言いた難いかもしれません。


もう一つは
⚫︎神経伝達系
です。


よくあるのは《リリカ》です。
薬に関してはめちゃくちゃ詳しいわけではないので絶対なことは言えません。
患者様に聞いたお話しをもとに書かせていただきます。


血流改善同様
気になる症状の局所に効かせるの難しいと思います。
患者様によると胃腸が荒れて口内炎がたくさんできてしまうケースもあったそうです。


正解はありませんが
薬に頼るのは状態に応じてですか考える必要があるのかなと思います。

まとめ

脊柱管狭窄症において
整形外科と我々治療家両方に相談することをおすすめします。


なぜかというと
急性の症状には西洋医学が必要で
長期的に診ると我々の分野も必要だと思います。


個人的見解ですが
まずは自分の状態や原因を把握することがとても大切です。
そのためにいろいろな専門家の意見を聞いてください。


分からないこと、気になること
なんでも相談ください!
親切・丁寧にしっかりお応えします。




フィル鍼灸整骨院
院長  藤田真弘

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どんな些細なことでもご相談ください。