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11歳の骨盤のゆがみ

幼少期の骨盤のゆがみ

今日ご来院された11歳の患者様。


症状やお悩みは
【座ったときに骨盤の高さが違う】
実際に座って確認してみると指三本分くらい違いました。


通常ゆがんでいたとしても指一本分くらいです。


問診をしていると
⚫︎足を組むことが多い
⚫︎動きに癖があるかも
とのことでした。


骨盤のゆがみの原因は大きく分けて
⚫︎足まわり(立っていての負担)
⚫︎骨盤まわり(座っていての負担)
に分けられます。


座って骨盤を見ると指三本分!
立って骨盤を見ると指一本分!


このように骨盤が大きくゆがんでいるときは側湾(背骨が湾曲している状態)が考えられます。


チェックしてみると側湾も少しありました。


お母さんに健康診断のときに言われたことありますか?と聞いてみる。
言われたことはないとおっしゃられました。


実際に背中や腰、骨盤、股関節まわり、足まわりを確認したところ右の股関節まわり(股関節をガニ股にする筋肉)が他の部位に比べて異様に硬くなっていました。


右のお尻の固さが原因ということが分かりました。


先ほどの側湾の話に戻ります。
側湾症は
⚫︎先天性(生まれつき)
⚫︎後天性(生まれてからの生活環境)
に分けられます。


もっと子どもの頃の健康診断で言われたことがないのであれば最近の出来事だと思い、最近何かありましたか?と確認したところ。


去年と一昨年に右足を二回骨折をしたそうです。


骨折をし、ギブスをすることで右足の筋肉が衰えてしまい、体幹や重心を支えるお尻の筋肉が硬まってしまったと思われます。


原因が分かったところで
⚫︎マッサージ
⚫︎ストレッチ
⚫︎ゆがみ矯正
を行ったところ三本分あったゆがみがなくなりました。


年齢が若いからこそ早く改善したと考えられます。


しかし時間が経つにつれて少し戻ってしまいます。


3回〜5回繰り返すことで完全に良くなると思います。


このようにお子様のゆがみが気になった際はお早めにご相談ください。
早ければ早いほど改善は早いです。


どんな些細なことでも大丈夫ですのでご相談ください。




心に寄り添う鍼灸整骨院
院長 鍼灸師 藤田真弘

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