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30代後半ぎっくり腰の初診患者様について

症例情報

30代後半男性。
通常座り仕事。
慢性腰痛なし。
1週間立ち仕事をした結果右腰部下部〜骨盤臀部にかけて、立ち上がる際、痛みがある。

身体の状態把握

立ち上がることが難しいケースのギックリ腰は
・曲がらない(前屈できない)
・しっかり立てない(伸展しにくい)
大きく分けて2パターンあります!

今回の患者様はしっかり立てないケースのギックリ腰でした!

伸展できないケースは太ももの前の筋肉が硬くなっているケースがほとんどです!

通常座り仕事で骨盤後傾の状態で身体が硬くなっていて、慣れない立ち仕事で骨盤前傾姿勢となりいつもあまり使わない筋肉を使った影響でギックリ腰となってしまいました。

この場合、シンプルに太ももの前をほぐすことも大切なのですが、そもそも座り仕事にやって硬くなってしまった太ももの後ろの筋肉や臀部(お尻)の筋肉をほぐすことも大切です!

治療内容

ギックリ腰で痛みのひどいケースの場合、うつ伏せになることが難しいです。

その場合は、横向き施術からスタートします!

マッサージをしながら大きなアウターの筋肉をほぐしていきます!

ほぐしながら悪い部位を探していき、鍼治療をしていきます!今回は電気鍼をしました!

電気鍼をしながら、立ち仕事によって疲れた部位もマッサージしていきます。

横向き施術は座り仕事の姿勢と似ているので、座って仕事をしているときに負担がかかっている部位をしっかりほぐすことができます。

その後、仰向けになってもらい、太ももの後ろとお尻の筋肉をストレッチします!

ポイントとして、ギックリ腰の場合、強めのストレッチをしてしまうと逆に悪化するケースがあるので注意しないといけません。

股関節、骨盤の可動域が増えることによって腰の動きも改善していきます。

痛みも可動域もだいぶ良くなりましたが、もう一息良くするために。
最後うつ伏せの状態で鍼治療をしました!

横向き、仰向けでまず施術をして筋肉がほぐれたのでうつ伏せも可能になってきます!

施術動きも良く、可動域も改善していました!

まとめ

ギックリ腰には、鍼治療がおすすめです!
もちろん鍼治療だけでは改善はしません。

痛みを引き起こす原因の多くは深部にあるインナーマッスルが硬くなることで引き起こされるケースが多いです。

深部の筋肉には鍼がおすすめです!


30代後半だとしても全身ガチガチでした!

通う治療院は近くて、安いに越したことはありませんが、たまには全身ゆっくりほぐすことも大切です!

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